ここ数年来、夏ノベルティの代表と言えば、ポータブル扇風機が流行りですが、費用対効果を考えますと、夏の販促ノベルティにはやはり【扇子】には根強い人気がございます。扇子の柄はその年によって流行りがございますが、近年和柄に人気が集まっているようです。特に本来であれば今年2020年に開催されるはずであったオリンピックに向けて外国人の方からも喜ばれる和柄扇子が人気でしたが、オリンピックが来年に持ち越されましたので、来年も和柄を中心とした【扇子】が人気となるでしょう。
そこで【扇子】の和柄についてですが、扇子や着物によく使用されていおります市松模様や七宝柄などについてお話詩をさせて頂きます。
【市松模様】市松模様とは、格子模様の一種で、二色の四角形を交互に配した模様を指し、柄が途切れることなく連続している所から、繁栄の意味が込められています。2020年の東京オリンピックのエンブレムにも採用されていますね。子孫繁栄や事業拡大など縁起の良い模様と、シャープな印象でシンプルモダンな雰囲気をもつ市松模様は、沢山の人に好まれています。外国の方にはチェック柄として親しまれているようです。
【七宝柄】七宝柄も、円形の模様が連鎖し繋がっておりますため、円満、調和、ご縁などの願いが込められた縁起の良い柄です。
また、【七宝】には、仏教の教典に出てくる七種の宝の事を指し、金,銀,瑠璃,玻璃 ,しゃこ貝 ,珊瑚,瑪瑙のお宝と、円(輪)は和につながるもので、人と人との和の大切さを表しています。七つの宝と同じように大切にすべき人と人との輪を表すと言われ、どちらの意味合いでも縁起良い柄であることは間違いございません。
【矢絣】卒業式での袴の模様でおなじみの矢絣(やがすり)は、矢羽根の模様を表した絣柄です。弓で射た矢は戻らないことから、「出戻らない」の意味をこめて、江戸時代の嫁入りの支度に矢絣のきものを持たせたといいます。戻らないこと、まっすぐに突き進むことから、縁起柄とされています。
【青海波】半円形を重ねたものを鱗状に並べることで「波」を表している青海波は、広い海がもたらす恩恵を感じさせる柄で、無限に広がる波の文様に未来永劫へと続く幸せへの願いと、人々の平安な暮らしへの願いが込められた縁起の良い柄です。
【麻の葉】六角形の幾何学文様で仏像の装飾などに使われてきた柄です。麻の葉は成長が早く、真っ直ぐにグングン成長して行くため、麻の葉柄には子供の健やかな成長の願いが込められています。またこの柄には魔除けの意味があり、昔から産着の柄として広く親しまれてきました。
その他にも様々な意味を持つ和柄が沢山ございます。夏の暑さを和らげ、扇ぐことにより邪気を払う【扇子】で、コロナウイルスを吹き飛ばし大切なお客様と、末広がりのお付き合いが出来る様にと願いを込めて【扇子】に名入れ印刷をしノベルティを作成されては如何でしょうか?
販促メッセで取り扱いをしている【扇子】は様々な商品がございますので、是非ご覧ください。
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